2023年1月4日水曜日

若手有望選手 フェデリコ・キエーザ、イーサン・アンパドゥ、モイーズ・キーン、マドンナの子、トランプ大統領の子

■2022/03/04 フェデリコ・キエーザは父以上…と父エンリコを育てたテリム監督
■2017/06/03 15歳でプロデビュー、16歳でフル代表のメンバーに選ばれたイーサン・アンパドゥ
■2017/09/24 イーサン・アンパドゥ、早くもチェルシーでデビュー
■2017/06/03 モイーズ・キーンが2000年代生まれの5大リーグ最初のゴールを記録
■2017/06/24 マドンナの子デイビッド・バンダは天才少年?
■2017/09/30 ドナルド・トランプ大統領の息子バロンはMLS下部組織でプレー
■2017/07/09 カナダのアルフォンソ・デイビス、16歳でA代表2ゴールでマン・オブ・ザ・マッチ


■2022/03/04 フェデリコ・キエーザは父以上…と父エンリコを育てたテリム監督

 ガラタサライのファティ・テリム監督はトルコ人ですが、かつてフィオレンティーナやミランで指揮をとった経験を持つためか、イタリアへの思い入れがあるみたいですね。
 <「父親以上の活躍も期待できる」トルコ人指揮官が、ユーロ開幕戦で母国と戦うイタリア代表期待の選手語る>(超ワールドサッカー / 2021年6月10日 12時32分)によると、ガラタサライのファティ・テリム監督は、お気に入りの選手としてFWフェデリコ・キエーザの名前を挙げていました。

 ファティ・テリム監督はフェデリコ・キエーザの父、エンリコ・キエーザを育てた監督のため、思い入れは父エンリコ・キエーザの方にあるようです。ただ、息子のフェデリコ・キエーザのポテンシャルには大きく期待しているようです。

「エンリコ・キエーザは私が育てた最高の選手の1人だった。だから、感情的な理由から息子フェデリコよりも父親である彼の方が好きだね。とはいえ、フェデリコはユベントスでの初シーズン、とてもよく活躍したと思う。彼は素晴らしいポテンシャルを持っており、父親以上の活躍も期待できるだろう」

 また、若手に関して言うと、以下のように他のイタリア人選手の名前を多数挙げていました。今でもかなりイタリア人サッカー選手に注目しているのかもしれません。

「私はニコロ・バレッラ、マヌエル・ロカテッリ、アレッサンドロ・バストーニ、ジャコモ・ラスパドーリ、そして代表に入っていないニコロ・ザニオーロやサンドロ・トナーリにも注目しているんだ。イタリアには、チームのため違いを生み出せる選手がたくさんいる」

 フェデリコ・キエーザについてはもう少し補足。1997年10月25日生まれで、投稿時点では24歳。同じページで掲載してきた他の選手のように、極端に若いわけではありません。ポジションはMF、FWで、身長が175cmと大きくないためか、センターフォワードタイプではなし。Wikipediaでは、FW(WG), MF(SH, CH)としていました。プレースタイルについては、以下のような説明です。

<若いながらも落ち着いたメンタルを兼ね備え、スピードとテクニックに優れ、左右の足でのプレーが可能である。ポジションは左右のウィングを主戦場としているが、ソウザ監督はセカンドスライカーなどインサイドハーフでもテストしている。トップチーム昇格後は下がり気味の右のサイドハーフとして起用されている>

 なお、前述の記事では「順調に成長してきた」と紹介されていましたが、記事の翌年である2022年1月9日のASローマ戦で左膝前十字靭帯損傷の重傷を負ったことは、後に響く可能性があるかもしれません。Wikipediaでは、以下のように書いていました。

<完治には6〜7ヶ月要すると見込まれ、リーグ戦残り全試合、3月に行われる2022 FIFAワールドカップのヨーロッパ予選プレーオフ出場も絶望的という状態になってしまった。これを受け、ユヴェントスのみならずライバルクラブであるインテルやACミランなども見舞いのメッセージをSNS上で発信した>


■2017/06/03 15歳でプロデビュー、16歳でフル代表のメンバーに選ばれたイーサン・アンパドゥ

 6月11日に行われるロシアW杯欧州予選のセルビア戦に向けて、ウェールズ代表26人を発表。イングランド4部のエクセター・シティ所属なのですが、この中に弱冠16歳のDFイーサン・アンパドゥが含まれました。
 アンパドゥがプロデビューしたのは、2016年8月9日に行われたリーグ杯のブレントフォード戦。その後、チームの主力に定着しつつあるとはいえ、代表入りはだいぶ早い感じですね。
(英4部の16歳…2000年生まれDFがウェールズ代表に初招集! 昨年15歳でプロデビュー フットボールチャンネル | スポーツ | 2017年05月26日 より)

2017/07/03追記:イングランド4部のエクセター・シティ所属だったアンパドゥですが、チェルシー移籍がほぼ確実となったとのこと。移籍金は0円ですけど、チェルシーは育成費を支払う必要があるようです。
(チェルシー、英4部から異例の補強! 2000年生まれでウェールズ代表の超逸材 フットボールチャンネル | スポーツ | 2017年07月02日 より)


■2017/09/24 イーサン・アンパドゥ、早くもチェルシーでデビュー

 イーサン・アンパドゥの続報。まず、チェルシー入りの後は、チェルシーU-23の主力センターバックとして活躍。彼はまだ9月14日に17歳になったばかりです。
  さらにトップチームに混ざって練習も行なっており、カップ戦でベンチ入りする可能性が高いとのこと。チェルシーを率いるアントニオ・コンテ監督は「アンパドゥは若い選手だが、才能は素晴らしいものを持っている。良質なテクニックがありフィジカルも強い」と称賛していました。
(チェルシーの“超逸材”。17歳の誕生日迎えたばかりのCBがカップ戦でデビューか!? フットボールチャンネル | スポーツ | 2017年09月20日 より)

 さらにその後の記事を探してみると、試合も出たみたいです。
 カラバオ・カップ3回戦が20日に行われ、チェルシーはノッティンガム・フォレストに5-1で勝利。アントニオ・コンテ監督が以下のように言っていました。
 「イーサン・アンパドゥ(ウェールズ人DF)も才能ある若手の一人だ。とにかく、今日はたくさんの若手がプレーできたんだよ」
(カップ戦で大勝を収めたコンテ監督…若手の活躍に「この調子で頑張って」サッカーキング / 2017年9月21日 17時44分より)



■2017/06/03 モイーズ・キーンが2000年代生まれの5大リーグ最初のゴールを記録

  セリエA最終節ユベントスのFWモイーズ・キーンがセリエA初ゴール。彼は2000年2月28日生まれですので、17歳88日でのゴールとなりました。これで、5大リーグ(スペイン、イングランド、ドイツ、フランス)で初めて得点を記録した2000年代生まれの選手になっています。
 彼はそれ以外でも記録づくめ。昨年11月のペスカーラ戦でのデビューは、初めてセリエAの試合に出場した2000年代生まれの選手。さらにその3日後、チャンピオンズリーグにも同じく2000年代生まれの選手として初めて出場しています。

 なお、17歳88日でのセリエA初ゴールはユベントスの選手として歴代で2番目に若いとのこと。1番ではないんですね。
 過去には1986/87シーズンに、レナト・ブーゾが16歳304日での得点を記録していました。また、リーグの最年少得点記録は1937年にローマのアメデオ・アマデイが記録した15歳287日ですので、80年も前の話です。
(ユーベの17歳新星が初ゴール。欧州主要国初の「2000年代生まれ」得点者に フットボールチャンネル | スポーツ | 2017年05月28日 より)


■2017/06/24 マドンナの子デイビッド・バンダは天才少年?

 マドンナというのは、アメリカの歌手のマドンナのこと。それがなぜサッカーの話に?となるわけですけど、養子である現在11歳のデイビッド・バンダくんが、サッカーの天才少年なんですって。
  ポルトガルを訪れてベンフィカでの1週間のトライアルに参加した結果、下部組織入りが決定。
  親ばかな感じですが、 マドンナママは、一緒にポルトガルへ移住することを決めています。米国での仕事も続けるということで、たいへんですね。

 なお、彼ははアフリカのマラウィ(マラウイ)にルーツを持ち、2006年にマドンナの養子となったのだとのこと。
 また、ポジションは左ウイング。クリスティアーノ・ロナウドに憧れているという話でした。
 (マドンナの息子は天才サッカー少年。ポルトガル名門加入で母子とも移住へ フットボールチャンネル | スポーツ | 2017年06月20日 より)

  ちなみにマラウイというのは、アフリカ南東部にあります。旧称はイギリス保護領ニヤサランド。当然公用語も英語なので、そこらへんの関係が、アメリカでの養子につながっているのかもしれません。



■2017/09/30 ドナルド・トランプ大統領の息子バロンはMLS下部組織でプレー

 アメリカのドナルド・トランプ大統領の息子であるバロン・トランプくんが、メジャーリーグサッカー(MLS)のクラブであるDCユナイテッドの下部組織でプレーしていることが明らかになりました。U-12チームに所属しているとのこと。

 別に有望選手とは書かれていませんでしたが、5試合の出場も確認。多いのか少ないのかは書かれていませんでした。
 ポジションはMFで、背番号は81番でえらく大きいですね。この数字見ると、控えっぽいのですが、試合には前述の通り出ています。
(トランプ大統領の11歳息子、将来はサッカー選手? MLS下部組織でプレー中 フットボールチャンネル | スポーツ | 2017年09月25日 より)

 検索してみると、本家のMLSは3月開幕。日本とあまり変わらない感覚です。
 仮にU-12でも同じだとすれば、5試合の出場というのは明らかに少ない数字。有望選手ではなさそうでした。


■2017/07/09 カナダのアルフォンソ・デイビス、16歳でA代表2ゴールでマン・オブ・ザ・マッチ

 2000年以降に生まれた選手で早くも代表ゴールを決めた選手が出ました。カナダ代表のアルフォンソ・デイビス。2000年11月に生まれた16歳のウィンガーです。
 アメリカ・メジャーリーグサッカー(MLS)のバンクーバー・ホワイトキャップスに所属。昨年7月に15歳でプロ契約を交わしていました。

 しかも、 このA代表のゴールは、親善試合じゃありませんね。ゴールドカップでカナダ代表は、フランス領ギニアと対戦。4-2の勝利で勝利した試合です。
  アルフォンソ・デイビスはなんとこの試合で『FOXスポーツ』のマン・オブ・ザ・マッチに選出される活躍。
  60分、ハーフウェーライン付近でスペースに抜け出した16歳の若者はそのままスピードに乗って2人のDFを寄せつけず、GKの股を抜いてゴール。その後、さらにもう1点を加えています。格下相手とはいえ、十分な活躍です。
(16歳がA代表国際大会で初得点。2000年以降生まれで初、久保建英より早く… フットボールチャンネル | スポーツ | 2017年07月08日 より)